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【初心者向け】メダカ室内飼育に必要なもの選ぶもの【アクアリウム始めよう!】

ひとり遊び

メダカは屋外でも飼育できる丈夫な魚です。

だからと言っていきなり生体を買ってくるのはオススメできません!

メダカの室内飼育を楽しむために必要な道具や心得を紹介します。

ランニングコスト、水質の維持、掃除のしやすさ、お部屋に馴染むコンパクトさは重要!

初心者の方が初期投資を抑えられて、失敗のないようにまとめてみました。

何から始めていいかわからない方のために詳しく解説していきます。

じょーすけ
じょーすけ

アクアリウム歴7年。たくさんの失敗と悲しい別れを経験しました。

これから始める方が失敗ないようお役に立てれば嬉しいです!

初めてのアクアリウムにメダカがおすすめな理由

生存できる水温の幅が広い

メダカは生命力の高い魚です。

日本で馴染みのあるメダカや金魚は真冬の野外でも冬を越せます。

ヒーター不要。揃える道具が少なくて済むのは始めやすいですよね。

(ヒーターを使うと冬場も卵を産んだりします)

小型で水をあまり汚さない

メダカはあげる餌が少なく食べ残しがあっても水質悪化はしにくいので管理がとても楽です。金魚の場合だと餌の量も排泄物も多く、小さい水槽で育てるのはとても難しいです。

水換えが少なくて済むので楽。

(金魚は馴染みがあるので育てやすいと思われがちですがとても難易度が高いので注意)

繁殖が気軽に楽しめる

オスとメスが水槽内にいれば自然とメスは卵をつけます。

卵や稚魚は食べられてしまうので隔離するとうまく育ちます。

隔離するアイテムは後ほど紹介します。

 メダカを向かい入れる前に揃えたい道具

最低限欲しい物をリストアップしてしてみました。それでは一つずつ説明していきます。

水槽

水槽には様々なサイズがあります。

一般的にオススメされる60㎝水槽の罠

もっとも一般的なサイズは60センチ水槽(幅60奥行30高さ36)で水量は65ℓ、水量もあり水が汚れにくいので水質は安定しやすくとてもおすすめです。

しかし、実際に部屋に置いてみるとそれなりに存在感があり重量もあるのでしっかりとした水槽台も必要。水槽台はいいものだと家具並みに高かったりします。

最初の水槽としては少しハードルが高いと思います。

そこでおすすめしたいのが、30㎝キューブ水槽(幅30奥行30高さ30)27ℓです。

30㎝キューブ水槽をオススメする理由

ちょっとしたスペースにも置けて重量も30キロ未満なので安心。水量もそこそこるので水質が悪化しにくい。エサのあげすぎに気を付ければそんなに心配はありません。

真四角がスタイリッシュで素敵。

もう少しコンパクトな水槽もありますが小さ過ぎるのはオススメしません。

濾過装置

ろ過装置はフィルターとも言われます。様々な種類がありそれぞれ特徴があります。大きく分けて6種類あります。

  • 上部式フィルター
  • 外部式フィルター
  • 投げ込み式フィルター
  • スポンジ式フィルター
  • 外掛け式フィルター
  • 底面式フィルター

それぞれの特徴を見ていきましょう。

上部式フィルター

水槽の上に直接乗っけるタイプのフィルター。ポンプで水槽の中の水を汲み上げボックス内を通り水槽に戻ります。

ろ過容量も多く、一番の特徴はろ過時に多くの空気に触れるために生体をメインにする水槽におすすめです。デメリットとしては、水槽上部に乗っけるために、少し見た目が重たくなることです。お手入れは割としやすい。

外部式フィルター

名前の通り水槽とは独立して外部にセットできるので見た目もすっきり、ろ過能力は抜群です。水槽からフィルター、フィルターから水槽に戻るにあたって空気に一切触れないので水草をメインとした水槽にもおすすめです。外部式を使っておけば何も心配はありません。デメリットとしては水槽の後ろや下にフィルターを置く場所が必要なこと。初期投資としては少し値が張ること。お手入れが少し面倒であること。

投げ込み式フィルター

いわゆるぶくぶくですね。安くて手に入れやすい。濾過能力が低めでフィルター交換もこまめに必要となります。見た目の主張も強めなので好みは分かれるかも。メインよりサブフィルターとして使う人も。

スポンジ式フィルター

スポンジ式はスッキリしているけど単体での濾過能力はあまり期待できない。こちらもメインってよりはサブフィルター的使い方かも。スポンジなので誤って小さな生体を吸い込まないメリットはある。

外掛け式フィルター

ぶくぶくの次によく見かけるフィルター。こちらも濾過能力は高くない。フィルター交換もこまめに必要。ろ材を入れるなどカスタムすれば意外と濾過能力は上がるけどここは自己責任で。

底面式フィルター

水槽の底にひくタイピのフィルター。フィルターの上に底砂をひきその底沙自体をろ材として使うためランニングコストがかからず濾過能力も高い。

底砂をろ材として使うシンプルなフィルター。エアポンプとセットで買わなければなりませんが、一番コストパフォーマンスが高いです。底床をろ材として使うのでろ過能力が高くエアレーション(ブクブク)を使うので酸素不足の心配もありません。見た目もすっきりです。またろ材が底砂なのでほかのろ過装置のようにフィルター交換がないのでランニングコストが一切かからないので安心です。また水槽のサイズを大きくしたいときもパーツを買い足せば対応できるので長く使えます。お手入れも底砂の掃除のみなので維持しやすいです。

砂やソイルなどの細かい底砂は不向きなので『細かい砂を使いたい!!』とこだわりがある方は投げ込み式や外掛けがおすすめですがランニングコストはかかってきてしまいます。

じょーすけ
じょーすけ

投げ込み、スポンジ、底面の三つのフィルターを使う場合は合わせてエアポンプを買う必要があるよ!

ぶくぶくするための道具。ブクブクのことをエアレーションなんて言ったりするよ。

濾過装置結局どれがいいの?

底面フィルターが一押しです。ただ細かい砂を引きたい方は他の方法を選びましょう。始めやすいのは外掛けフィルターです。投げ込みとスポンジはメインで避けたいフィルターです。重厚感が出てもいいよって方は上部式。手間と価格が気にならない方は外部式が満足感高いですね。

結局お好みになってしまいます。コスパと濾過力、ランニングコストのない底面式が僕は好きです。

お手入れ簡単おすすめ底砂

水槽の印象をがらりと変えることのできる底砂。おしゃれな砂浜のような物や、土を焼き固め水草水槽におすすめなソイルもありますが、ここでは初心者の方でもお手入れ簡単、扱いやすい底砂を2種類紹介します。

田砂

細かい砂状ですが比重が重く底砂掃除のときも舞い上がらず簡単にお手入れ出来ます。色合いも温かみがあり落ち着いた雰囲気。砂状の底砂ほかにもありますが比重が軽く掃除の際汚れと一緒に吸い込まれて手入れが面倒くさいですので砂状の底砂がよいのであれば田砂はおすすめです。ただ田砂の様に細かい底砂は底面式フィルターでは使えないので他のフィルターを選びましょう。

大磯砂

水槽といえば大磯砂言われるほどメジャーな底砂です。おしゃれかと言われれば少し地味なのは否めません。しかしどこか和風で金魚やメダカにはとても似合うと思います。また底面式フィルターとの相性も抜群でアクアショップでもよく見る組み合わせです。少し目の細かい細目サイズだとフィルターに挟まってしまうので中目がいいでしょう。お手入れも簡単でガンガン掃除できます。

じょーすけ
じょーすけ

底砂は底面フィルターと相性のいい大磯砂の中目を選びましょう。

水温計

メダカや金魚は冬でも野外飼育できるほど寒さに強いですし、夏場も水温28℃くらいまでなら元気に泳ぎ回ります。だからといって水替えのときに全然水温の違う水を入れてしまうと体調を崩し病気になってしまいます。水替えのときには同じ水温の綺麗な水を入れてあげましょう。

デジタル

見た目がかっこいいデジタル水温計。コードが気になる。ワイヤレスモデルもあるけどそのスペック疑問。電池問題。うまく向き合えてカッコ良さにこだわれるなら色んなモデルもあるので探してみるのもいいかも。ランニングコストがかかるのはマイナスか。

これも好み。

アナログ

導入コストも安く落としたりしなければ長く使える。

アクアリウムは初期にお金がかかのでまずはこちらをオススメします。

個人的にはこっちの方が好き。

じょーすけ
じょーすけ

水温の急激な変化にお魚は弱いです。水替え時は特に気をつけたいです。

カルキ抜き

水道水には塩素が入っています。人間には害がない量でも、魚には悪影響をあたえてしまいます。カルキ抜き剤を使うことで塩素を一瞬で中和できるのでとても便利です。バケツなどに水道水入れて自然揮発で塩素を抜くことも可能ですが条件により6時間から3日程度かかる場合もあり安全性を考えるとカルキ抜き剤は持っていたほうがいつでも水替えできるので安心です。固形のものは溶かす手間があるので液体のカルキ抜き剤がおすすめです。

固形

液体

じょーすけ
じょーすけ

汲み置きでもカルキは抜けますがカルキ抜き剤は買っておきましょう。

溶かす手間が気にならないのであれば固形を。めんどくさい僕は液体派。

照明

照明はなくても飼育は楽しめますがせっかくなら明るくして鑑賞したいですね。水草水槽のように強い光が必要なわけではないので、デザインや予算で選びましょう。

じょーすけ
じょーすけ

あまりデリケートにならなくても大丈夫ですが照明の点灯時間もだいたい決まった時間につけてあげるのがお魚にもいいのかなと思います。

エサ

えさはメダカ用であればなんでも大丈夫です。1日1回から2回少量あげましょう。魚は3日4日食べなくても元気に生きています。飼い始めはかわいくて、ついついあげすぎてしまいます。注意しましょう!

じょーすけ
じょーすけ

えさをたくさんあげたい気持ちを抑えて足りないかな?位にしましょう。食べきれないえさは水質悪化の原因になります。

結局のところ何を選べばいの?

おさらいしていきます

水槽

30cm水槽でもキューブタイプを選ぶことでは水量をかせげるので水質が安定しやすく初心者にもオススメ。スタイリッシュな印象で人気のデザイン。

濾過装置

メンテナンスが楽。フィルター交換がないのでランニングコストなし!

底面フィルターとエアポンプのコンビ揃えよう!

底砂

ベテランから初心者まで愛されるスタンダード。掃除、管理のしやすさ、飽きのこない素朴さ。

30㎝キューブ水槽なら3kgは欲しいところ。

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水温計

水槽に貼り付ける吸盤がついているので付け外しが楽。

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カルキ抜き

最初は使いきれないので小さめの安いものを選ぶのが⭕️

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照明 ライト

コトブキのライトはしっかりした作りで好きです。

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エサ

大容量をさけ使い切れる少なめを買いましょう!

最後に

どうしても個別に買うの面倒だし思ったよりお値段かかるなぁと思った方も多いと思います。

2000円くらいの安いメダカ飼育セットはオススメできません。水槽が小さいのにフィルターが強すぎるミスマッチなものが多いので注意が必要(水流が強くなりすぎて魚にストレスを与えてしまいます)

セットはオススメできませんが、もし買う時は内容をしっかり確認した方が良いと思います。

アクアリウム歴7年。最大8本の水槽を管理していました。少しでもアクアリウムを始める方のハードルを下げられればと思い書かせていただきました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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